雑記。
もはや神話関係ないけど、毎日更新を優先したいので、日記代わりに書かせてもらいます。
すずきは、芸術はよくわからないし、美術史にも疎いけど、シュルレアリスムが大好きです。
シュルレアリスムはフランスで始まった芸術の傾向です。
シュルはsur。フランス語で「~を超えて」とか「~の上に」という意味の前置詞や接頭語。フランス語だと、Rの発音はほぼ気息だけになるので、実際の発音は、シュー(ゥ)みたいな感じです。
最後にちっちゃくウフって言ってるかな? 言ってないかな? くらい。
レアルがリアル=現実なので、日本語では超現実主義と訳されていますね。
代表者としてはかのサルバドール・ダリがいます。どろどろの時計のやつ。ぴこぴこのヒゲの人。
シュルレアリスムの絵画では、ざっくり言うと、
「そうはならんやろ」
「どういうことの運び?」
「それは……なに?」
みたいなオブジェクトがカンバスの中で、生き生きと(時に陰惨に)描かれています。
こういうのの方がさ、私みたいな芸術よくわからない勢からしたら、パッと見ておもしろいんですよね。
それに色彩もハッキリしてるし、画面全体が暗い色で満ちた静物画みたいのも多くて好みです。
今板橋区立美術館で、
『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本
という展示会が催されています。
4月14日まで!
フランスから輸入されたシュルレアリスムが日本でどのように展開されたかを素敵な作品と共に学ぶことができます。
シュルレアリスム大好き人間からすれば幸せの時間でした。
駅からえっちらおっちら歩いたかいがあった。
展示は序章と、1~6章に別れていて、シュルレアリスムが導入された当初から、戦争を経て現代にいたるまでを時系列で追っていきます。
美術館によく行く人って、絵画を長いこと見つめていたり、同じ絵画を様々な角度から眺めたりしていてなんか高尚なイメージですよね。
一方すずきは絵画の味わい方がわからない。
入り口にある作品一覧の紙をもらい、順番にさら~っと見て、
「なんかいいかも?」
と思ったものにえんぴつで印をつけます。
なにがよかったのか言語化できそうなら、単語程度でもいいから、隙間にちょろっとメモする。(できないことの方が圧倒的に多い)
周囲に迷惑にならない程度に、戻って見返すなどもしますが、それだけ。
申し訳ないけど、解説のパネルは読み飛ばしてしまう……だから美術の教養が身につかん。
これでいいのか? わからない。
とりあえず、今回の展示会のお気に入りは、
小牧源太郎の『民族系譜学』でした。
私は虫とか胎児とかいうモチーフに対して、所謂クソデカ感情を持っているので、ぶっ刺さりました。グーグル画像検索で出てきます。
そうか。
私が執着しているモチーフがちょうどシュルレアリスムの一部退廃的な雰囲気と合致するから、シュルレアリスムが好きなのか。(気づき)
シュルレアリスム以外で好きなのは神話画や宗教画といった、すでに元になるものがあり、その元になったもの自体に関心があるものです。
モネの睡蓮、ゴッホのひまわり、その他綺麗な絵画を見ても、まだ「ふーん」「なんか絵の具ででこぼこしてるね」としか思えず……。
それでもすずきは企画展には足を運ぶようにしています。感性を育てていけば、いつかは良さがわかるようになるかもしれませんからね!
雑記終わり。
次の楽しみは、4月27日から、東京都美術館で行われる「デ・キリコ展」。
この人もシュルレアリスムっぽい感じ。わくわく。
毎日投稿を頑張りたいから、神話関係ない記事がこれから増えていくだろうな。陳謝。
読んでくれてありがとうございます。
コメント